第1回城下町cs ゲスト参戦レポ
お久しぶりです。アルクです。
はじめましての方ははじめまして。
今回は先日開かれた「第1回城下町cs」のレポ記事になります。
なんと、ゲストプレーヤーとして招待して頂きました!
大変光栄でございます…!
城下町csとは...
カジュアル遊戯王界隈の最大手Youtubeチャンネルである「城下町チャンネル」様が、普段競技的な遊戯王に馴染みのない視聴者の皆さんに、その面白さに触れて頂こうと考え、企画、開催した初心者向けcs。
城下町チャンネル
私アルクも実はカジュアル出身の競技プレーヤーでして、昔から城下町チャンネルの動画を視聴し、城下町主催のオフ会にも参加経験のある「城下町キッズ」でございます。
もう1日めちゃくちゃ楽しかったので、誰かにこの感情を共有したいという気持ちと、
今回惜しくも参加出来なかった方々に、城下町csの様子が少しでも伝わればと思い、筆を執った次第です。
拙い文章ですが最後までお付き合い頂けますと幸いです。
- そもそも何でゲストに?
- 構築について
- 大会結果
- 会場の雰囲気とか
- 終わりに
1. そもそも何でゲストに?
今回の城下町csは一般枠56人とゲスト枠8人の64人で開催されました。
ゲスト枠は城下町デュエルのスタッフさんなどが主だったのですが、そこに「普段csで活躍しているプレーヤー」として3人が加わることとなりました。
まあ要は「初心者向けcsだけど、せっかくの機会だし、強豪プレーヤーにも玉砕覚悟で挑んでみようぜ!」的な立ち位置です。
それが、
・びるびる太さん
・ペロシャンさん
・アルク
だったわけです。
あれ? 私だけ見劣りして見えるなあ...(泣)
実績十分のお2人と比較すると物足りない感じがしますね。
背景をお話すると、実は城下町デュエルのバチカンさんと私が友人でして、彼の初めてのcsで一緒にチームを組んだりした仲なのです。
その時にバチカンさんが競技的遊戯王を大変気に入ってくれて、それが今回の城下町cs開催のきっかけになっていたりします。
私自身は強豪プレーヤーからは程遠いですが、せっかくバチカンさん直々に指名頂いたので快く引き受けることにしました。
経緯はこんな感じです。
2. 構築について
デッキはいつも使用しているピュアリィを選択しました。
手を抜いて勝てるほど上手くないですw
通常のcsであれば、ピュアリィ、R-ACE、ティアラメンツあたりを中心に見たサイドを作るのですが、今回は全く分布が読めず、とにかく構築を作るのが大変でした。
要点だけ挙げます。
・メインのドロー加速札採用
最近メイン戦先攻の勝率が芳しくなかったので、どうにか改善したいと思い、シャドールビーストと錬装融合を採用しました。
どちらもメモリーで捨てた際にハンドを増やしてくれるので強貪に近い性能があります。
暗黒界のブラウでない理由は、ティアラの先攻アギトケルベクで落とされた際もドローに変換できる点が大きいです。
ビーストと錬装は一長一短で、
・ビースト:センチュリオン相手の後手ドローフェイズメモリー発動の際、先にドローできて赤き竜の妨害が容易になる。チェーンの組み方でインパルスケア。
・錬装:サイド後裂け目存在下でも機能する。墓地効果使わずにプランプの素材にする選択肢あり。ダルクでパクられない。
・サイドドロール
魔術師やスケアクローといった、環境外だが自力のあるデッキに深々と突き刺さります。
ピュアリィミラーでも使えますが、三戦の号からの障壁セットが重すぎるので当日は入れませんでした。
・サイドビーステッド
新弾後間もないという事もあり、センチュリオンの分布が多いと予想していましたが、うさぎのようなピンポイントメタを複数積みたくないと思い、考えた結果ビーステッドに行き着きました。
ティアラメンツやラビュリンスを睨みつつ、センチュリオンのレガーティア効果を妨害して赤き竜の爆誕を阻止します。
誓いのエンブレーマで貫通される点はヴェーラーやクロウと同じなのですが、ビーステッドには優位点があります。
それは、場にモンスターとして出力されるという点です。
これにより、こちらのドローフェイズに適当なメモリーを発動してピュアリィをssすれば、メインフェイズの優先権でリトルナイトをリンク召喚することができます。
リトルナイト存在下では相手は赤き竜の変身効果を通すことが出来ません。
以上が構築の主なポイントになります。
3. 大会結果
対戦レポは今回は書きません。
長くなってしまうので。
さて気になる結果は…
城下町cs
— アルク (@arc_home1711) 2023年9月2日
レッドデーモン 後○×○
ピュアリィ 後○○
VS 先×○○
烙印 先○××
トナメ
クシャトリラ 後○○
センチュリオン 後○○
ピュアリィ 先○○
魔術師 先○○
ピュアリィ使って7-1で優勝しました!
終始良い雰囲気で楽しくやれました
城下町最高! pic.twitter.com/y94KOlINQe
優勝しました!!!
わーい
喜びはもちろんありますが、感想としては「ほっとした」これに尽きます。
というのもバチカンさんにゲストプレーヤーとして呼んでもらった以上、もし予選敗退なんて結果に終わったら彼の顔に泥を塗ることになってしまう…!
それだけは避けなければ!
そんなプレッシャーを自分で自分にかけていたからです。
良い結果にまずは安堵。
とはいえ、対戦してくれた皆さんが本当に良い方ばかりで、終始和やかにプレーすることが出来ました。
城下町スタッフさんとも仲良くなれて、本当に充実した1日でした。
全ての出会いに謝謝。
4. 会場の雰囲気とか
先程、対面が良い方ばかりだったと書きましたが、それは私の卓だけではありませんでした。
時間が空いた際に会場を見て回りましたが、どの卓も和気藹々としており、その様子は以前参加したAAオフ(城下町デュエル主催のオフ会)の雰囲気そのものでした。
「csは治安が悪い」というイメージを持たれている方もいらっしゃると思います。
あくまで私個人の意見として頂きたいのですが、「言われているほど悪くはないが、稀にそういう事案が発生することはある」というのが正直な感想です。
真剣勝負ゆえ仕方ない面はありますが。
私自身も嫌な思いをしたことはありますし、また逆に横柄な態度を取ったことがあることも自覚しています。
今回のcsの雰囲気がある種作られたものであることは否定しません。
ですが、主催側が「良い環境を作ろう」と呼びかけ、またそれに対して参加者側も「良い環境を作ろう」と全員が意識すること、
ただこれだけのことで、実際に理想的な環境を作ることに成功したわけです。
これには大きな意義があると思います。
会場で同じゲストプレーヤーのびるびる太さんが「今日の参加者達が
他のcsに行ってこの雰囲気を持ち込んでくれたら、cs全体の雰囲気も良くなって嬉しい」と仰っていました。
全くそのとおりで、またその先導をするのが自分達先輩プレーヤーなのだと強く感じました。
話が長くかつ湿っぽくなってしまい申し訳ありません。
初心者の方、大会参加を考えている方にただ1つ言えるのは、次回の城下町csも同じように和やかな雰囲気で開催されるだろうということです。
勇気を持って参加してみて下さい。きっと楽しい1日となることでしょう!
5. 終わりに
ここまで読んで頂きありがとうございました!
久しぶりのブログ、書き出すと止まらないですね。
普段カジュアル遊戯をしている人が競技遊戯に踏み出すその一歩の難しさは、良く理解しているつもりです。私も同じ立場でした。
色んな友人に何度も進められてようやく重い腰をあげたのを覚えています。
競技遊戯王を始めてみて1番良かったことは「遊戯王をする機会が圧倒的に増えたこと」です。
友人と予定が合わなくても、店舗やcsに行けば遊戯王が出来る。
使いたいデッキがパワー高すぎても、大会ならば関係ない。
遊戯王が大好きならば、競技遊戯王をやってみないのは勿体ない。
心からそう思います。
今回城下町csを主催して下さった城下町デュエルスタッフの皆さん、ゲストプレーヤーの皆さん、ジャッジのつりおさん、joriさん、
また何より、あの雰囲気を作り上げてくれた参加者全員に感謝の気持ちを述べて、この場を締めたいと思います。
本当にありがとうございました!
ではまた。