初めてのブログ投稿になります。アルクと申します。
拙い文章ですが最後までお付き合い頂けると幸甚です。
さて、今回はSPYRALデッキの紹介になります。
コロナウィルスの影響でブロック戦が中止濃厚なため、自分の思考整理も兼ねて記事にすることとしました。
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SPYRALの特徴について
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ジーニアス制限の影響
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構築、採用理由、展開ルート
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戦績とマッチング
1. SPYRALの特徴について
所謂展開系デッキに分類されますが、以下のような特徴があります。
まずは強み。
・グレースによるアド獲得力
爆アドおばさん。海外では定年退職禁止になりました。
強過ぎるので、グレースを着地させてきちんと墓地へ送れれば大概は何とかなります。
・ラスリゾボルテックスの対メタビ性能
メインでバックに触れないサブテラーなどはラスリゾへの回答がほぼありません。
スキドレ下でも耐性が残るのは偉いです。
・ニビルケアルートの存在
基本展開であるソウルズ+ジーニアスルートでは、ヘリックス効果使用前にウーサを置けるためニビルケアが可能です。
転生の分布増に伴いメインニビルも見かけるようになってきており、抹殺に依存しないケアが出来る点は評価高いです。
・最終盤面の超融合耐性
これは型に依りますが、スターヴ、ドロゴンのいずれも打てない状態でターンを返すことが可能です。
アルマドゥークは無理。
続いて弱み。
・とにかく事故が多い
1枚初動が存在しないため、初手の噛み合いを要求される事故の多いデッキです。
感覚的には"恐竜"に近いと思います。
・明確なメタカードが存在する
具体的には、魔封じ、勅命、結界波、ドロバです。
前期は関西では対SPY用にドロバのサイド採用が増えてた時期がありましたね。
・サンダー対面で弱い
超雷がきついのは勿論ですが、雷電の効果でデッキシャッフルされるとヘリックス効果が博打になります。
2. ジーニアス制限の影響
ハリもイヴも使わないから余裕、と調子こいていたら
ジーニアス持っていかれました・・/(^o^)\ナンテコッタ
とはいえ諦めるのはまだ早い。まずは前期まで
ジーニアスが担っていた役割をおさらいします。
・ SPYRAL GEARのサーチ
強力な効果ですが、展開に直接絡むのは
ビッグレッド(蘇生魔法)とラストリゾートの2枚です。ドローンやマルチワイヤーも強力ですが、前述のとおり事故デッキなので初動になりにくい札の枚数は出来るだけ抑えたいです。
・ リンク数の確保
ランク1を絡めた
ジーニアス連打によりリンク数を確保する動きが強力でしたが、基本展開では
ジーニアスを連打する前に2ウーサ+ボルテックスが確定しているため、これは上記に追加で相互3トラゲを用意するための動きになります。
またGEARの枚数を抑えると、
ジーニアス連打によりハンドが大きく削れる点も考慮する必要があります。
・手札の救出を切る
グレースでサーチした救出を
ジーニアス蘇生コストとして捨てることでさらにアドバンテージを稼ぐことが出来ましたが、新制限ではスムーズに救出を墓地に送れなくなります。
あれ、意外と耐えてね?
というのが個人的な感想です。
要は、
・GEARの枚数を出来るだけ少なく抑え、
・相互3トラゲに代わる妨害が用意でき、
・手札を能動的に切れる、
そんなギミックを、事故率を上げずに組み込めれば、理論上は
ジーニアス制限でもやっていけるはずです。
上記を踏まえて構築を始めました。
3. 構築、採用理由、展開ルート
ハリ入りSPYRALです。
採用理由は目立つところだけ。
・SPYRALモンスター
最小限の6枚。ジェットでハンドを切れるのでグレース素引きはむしろありがたい。
・マジシャンズソウルズ
とんでもないパワカ。コストでグレース落とせるのでγ受けても最低限の仕事は出来ます。後手ではグレースへの墓穴が主な負け筋になるので、先に伏せに触るか救出を落とすようにしています。
・チューナーギミック(緊テレ、リバイブル、ジェット、トルドー)
ジーニアス制限の項で述べた、リンク数の確保とハンド切りの要素として、ジェットシンクロンが代役に成り得ると判断しました。相互3トラゲの代わりにサベージが立つのですが、トラゲに
比べてリンク数を大幅に節約出来ているため、ジーニアス1枚の影響をあまり感じることなく展開出来ます。
またセレーネが展開し易くなったため初動安定性もキープ出来ています(というかこっちが本命です)。
・誘発6枚
RESORTのおかげで
SPYが泡影ヴェーラー耐性を得るため、最小限に絞りました。チューナーギミックのおかげで後手捲りのパワーはある程度確保出来ています。
SPYにおいては、効果使用後にソウルズで切って初動や指名者を引きにいけるため、単なる1ドローカードではなく十分なパワカとなります。
またこの構築ではセレーネ効果を重視するため、墓地魔法3枚を補助するドロソは重要です。
デッキ枚数を増やしてでも成金3枚入れるべきだったかもしれません。
EXデッキ
・ハリファイバー
今回の目玉。チューナー欄に書いた通りです。
「墓地魔法3枚溜めてハリ出せばグレース出せる」と頭に入れておくと展開がスムーズに行えます。
ハリからセレーネを作るために必須ですが、転生が増えてきている環境なのでハリ無しでも採用したいカードです。
リバイブル、ジェットともにレベル1なので前期同様に展開できます。
Dクロサーチ札ですが、SS時の600パンプ効果を素材2ウーサに当てることで打点2200となり、ギルス
ジャガーグレファー等に戦闘で処理されなくなるので確実に役割遂行出来ます。
・ヴァレルサベージ
チューナーを組み込むことで自然に出せるようになりました。ドラグーンにパンプされた場合は、アクセスコードで罠を踏み、サベージにアクセスをつけて4000ラインを越えにいきます。
展開ルート
全部書くと非常に長くなるので控えます。
ソウルズ+
ジーニアスの基本展開は多くの
SPY使いの方が載せているので
とりあえず今回採用した緊テレ展開のみ載せます。
ex) 緊テレ+ワンチャン+魔法1枚
緊テレでリバイブルss、ワンチャンでソウルズサーチ、ソウルズefグレース落としてss、ソウルズef魔法切ってドロー、リバイブルソウルズでハリss、ジェットss、ジェットでアニマss、ハリアニマでセレーネss、セレーネefグレースss、グレースef救出サーチ、セレーネグレースでウーサss、グレースefRESORTダンディサーチ、RESORTefボルテックスサーチ、ダンディ効果でデッキトップ確認(外れても良い)、ダンディns、墓地ジェットef救出切ってss、救出efグレースss、
グレースef救出サーチ、ダンディグレースでヘリックスss、ヘリックスef
ジーニアスss、
ジーニアスef
ビッグレッドサーチ、
ビッグレッドefグレースss、
グレースef救出サーチ、ジェットグレースでサベージss、セレーネ装備、
ジーニアスでリン
クリボーss、墓地リバイブルefss、
ジーニアスef救出切りss、ラスリゾサーチ、リバイブル
ジーニアスでリサイトss、ウーサを600パンプ、リサイトefDクロサーチ、
ジーニアスef救出切りss、リサイト
ジーニアスでマスカレーナss、グレース
ビッグレッド救出除外してボルテックスss、ラスリゾ装備
最終盤面
2ウーサ(ATK2200)、リンクリ、ヘリックス、マスカレーナ、サベージ、ラスリゾボルテックス、墓地ダンディ+救出(=フリチェ魔法罠破壊)、ハンドDクロ
チキンレースを発動出来ていれば墓地魔法確保もソウルズコスト捻出もハードルがぐっと下がります。
先に墓穴を打っている場合はマスカレーナに向かわず、
グリフォンで墓穴セットします。
またサイチェン後も超融合ケアでマスカレ立てずに
グリフォンで返します。
グリフォン、ボルテックスはどちらも光・悪魔なので、ドロゴンで吸われる心配がないのがいいですね。
4. 戦績とマッチング
上記デッキを、朝霞CSと地元の非公認大会に持ち込んだ結果です。
サイバー 〇〇 先
オルター ×× 後
サンドラ 〇×〇 後
シャドール 〇〇
オルター 〇×〇 先
オルフェ 〇×〇 先
閃刀姫 〇〇 後
オルフェ ×〇〇 後
サブテラー 〇〇 後
エルドリッチ 〇〇 先
オルフェ 〇〇 後
特筆すべきは、誘発僅か6枚にもかかわらず、メイン後手での勝率をある程度キープ出来ている点です。
チューナーギミックの採用により、
SPYを回す前にフェニックスやアクセスコードで妨害を踏めるようになり、捲り性能が向上しました。
サブテラーのセンサーx2、神宣、泡影、妖魔を超えて後攻ワンキルした時はパワーの高さを実感しました。
5. 終わりに
最後まで読んで頂きありがとうございました。
SPYRALの魅力が少しでもお伝え出来ていれば幸いです。
今回初めてブログ執筆しましたが、難しいですね・・
出来るだけ短くが肝要ですが、どうしてもだらだらと長くなってしまいました。
次回はもう少し上手く書きたいですね。
質問、指摘等あれば、@arc_home1711にリプお願いします。
それでは。