2025年7月 制限改訂後M∀LICEについて
こんにちは。アルクです。
前回の記事にもたくさんの反響を頂きました。
本当にありがとうございます。
前記事からまだ1週間ですが、制限改訂があったのでその話を少しだけします。
- M∀LICE 改訂の影響
- M∀LICE IN UNDERGROUND 1枚展開から学ぶ①
- M∀LICE IN UNDERGROUND 1枚展開から学ぶ②
- 終わりに
1. M∀LICE 改訂の影響

アポロウーサが禁止になりました。
これまでM∀LICEが呼吸をするようにやっていたニビルケアである
「召喚5回までにランサムを出してアングラを抱えたままウーサに向かう」
これが不可能になりました。
ニビルはもちろんですが、今期はもらったら致命的な誘発(イヅナ、ホーリースーなど)が多いため、それらを確実に1度は無力化してくれるウーサを失ったダメージは大きいです。
ですが、ニビルケアカードを完全に失ったわけではありません。
「M∀LICEはもうニビルケア出来ない」という趣旨のツイートを改訂翌日にちらほら見かけたので、認識の違いがあると思い、今回急ぎ筆を走らせている次第です。
今後はアコードトーカー@イグニスターでニビルを含む誘発のケアを行います。

アコードはリンク先のリンクモンスター1体をリリースすることで相手の効果を万能無効します。
アコードはリンク召喚成功時の蘇生効果を使用するとそれ以降の特殊召喚が出来ませんが、蘇生効果を破棄すれば展開を継続出来ます。
この時重要なことは、アコードが着地した時点でリリース出来るリンクモンスターが既に場にいることです。
アコードを置いてからリンク先を用意するムーブを行うとそこにニビルを貰い、アコードが墓地に行くため、仮に貫通しても最終盤面が脆くなります。
よってニビルケアに必要な最低リンク値は、
アコードss用(5)+アコードのリンク先リンクモンスター(1)で合計6です。
ウーサの時は4だったので要求値が上がっていますね。仕方ありません。
打たれた上で展開を継続出来なければ意味がありませんので、
「盤面に最低リンク値6を並べた上で、それが全部リリースされてトークンになっても貫通できる札を手札に持っている」
これが新制限後のM∀LICEのニビル貫通条件です。
2. M∀LICE IN UNDERGROUND 1枚展開から学ぶ①

前項で紹介したニビル貫通条件ですが、実はアングラ1枚初動でも出来ます。
よく例に挙げられるマウス1枚初動にするか考えたのですが、マウスは制限なのに対し、アングラは3枚+テラフォの計4枚あり、黄金櫃も同様のため、より試合での再現度が高いと感じました。
まずは誘発を受けなかった場合の展開を紹介します。
アングラでマウス除外、マウス効果でss
マウス効果でラビット除外、ラビットss、ラビット効果でTB-11セット
マウスラビットでメイジss、メイジ効果でマウスss
メイジマウスでランサムss、ランサム効果でインザミラーサーチ(①)

TB-11発動コストランサム、キャットss
ランサム効果でssしながらマーチヘア除外、ヘア効果で自身回収
キャットとランサムでウィキッドss(②)
ヘア効果でキャット除外してss(ウィキッドのリンク先へ)
チェーン1ウィキッドコストマウス、チェーン2キャット
キャットssしてバックアップサーチ

ヘア1体でデコーダーss
トランス効果でウィキッドss(③)
トランス、デコーダー、キャットでアコードをウィキッドの上にss

バックアップ効果でss
バックアップ効果でウィザードサーチ、手札1枚捨て
バックアップ1体でリングリss(アコードの右下)
ウィザード効果でキャットとss
キャット効果で手札のミラー除外して2枚ドロー
ミラー効果で11除外してGWC-06サーチ

ウィキッドキャットでバインダーss
06を手札からセット、発動コストバインダー、ランサムss、2300回復
バインダー効果でss、1枚ドロー
バインダー効果で06セット
バインダー、ウィザード、ランサムでクリプターss
(クリプター効果でマウス対象、デッキに戻して自身バウンス、クリプターss)
クリプターリングリでFWDをss

最終盤面
アコード+FWD 伏せ06
墓地クリプター、バインダー、ランサム、リングリ
手札+3ドロー(-コスト1枚)
相手ターンに相互リンク3のFWDバウンス&リソース回収
バインダーによる相手墓地クリアリング
ラビット除外からの07によるサーチ+除外
クリプターによる除外
アコードによる万能無効
フリーの3ドローによりうららやインパルスを引き込む期待値が高く、魔獣の懐柔への耐性も高い展開です。
では誘発を受けた場合を考えてみましょう。
まずはニビルに限った話をします。
ニビルを打たれうるシチュエーションは計3か所
①インザミラーサーチ直後
5回目の召喚はこのタイミング
ここでニビル打ってもチェーン11でランサムの除外が成立するため、基本的に打つ理由はありません。リンクスパイダー採用により最終盤面は全く変わりません。
そしてこの後②までの間はヘアを抱えている&キャット帰還未使用のため、ミラーの除外で2ドローも絡めてウィキッドも起動でき、こちらもリンク値が1減るだけです。
実はこの展開、召喚権を使っていないので、3ドローで引いたフワロス等を召喚するだけで最終盤面を同じに出来ます。
②ウィキッド召喚直後
ここでニビルの場合は、ウィキッドが1枚採用の場合はバックアップに触れないのでそれなりに妥協した展開になります。
ニビルトークンss
ヘアでキャット除外してss、キャットss
キャット効果でミラー除外して2ドロー
ミラー効果で11除外して06サーチ
ヘア1体でデコーダーss
デコーダー、キャット、ニビルトークンでバインダーss、デコーダーss
06手札からセットして発動、ランサムss 2300回復
バインダー効果でss、1ドロー
バインダー効果で06セット
ランサムバインダーデコーダーでアコードss
アコード効果でランサムバインダー蘇生
最終盤面からFWDとクリプターが失われており、控えめと言わざるを得ません。
が、これも2ドロー後に召喚権で何でもいいのでモンスターを追加できれば、クリプターを先に出してからバインダーに向かえるので、最終的に盤面同じでクリプターが墓地に追加です。
なおエクストラに2枚目のウィキッドがあればフル展開と同じに出来るので一考の余地ありです。
③トランス効果使用直後
場のリンク値合計が7であり、明確にニビルの打ちどころです。
が、既にバックアップが手札にあります。
ニビルトークンss
ニビルトークンをリンクスパイダーに
バックアップ効果でss、ウィザードサーチ
ウィザード効果でキャットとss
キャット効果でミラー除外して2ドロー
ミラー効果で11除外して06サーチ
キャット、バックアップ、ウィザードでバインダーss
06手札からセットして発動、ランサムss 2300回復
バインダー効果でss、1ドロー
バインダー効果で06セット
ランサムバインダースパイダーでアコードss
アコード効果でランサムバインダー蘇生
②と同じ盤面になります。
これも召喚権で墓地にクリプターが追加可能です。
以上がアングラ1枚展開でニビルを受けた場合になります。
全ての展開でアコード+06+フリーの3ドローが成立しています。
召喚権に依存しないので、残りの手札がギミックであれば妨害追加出来ますし、誘発であれば前の妨害と合わせて十分にいなせるでしょう。
クリプターが出せない場合はニビルが前に残ってしまいますが、ランサムのリンク先にモンスターがいればニビルのATKは600しかないので、バトルで妨害を踏まれる心配がありません。
ヤミー対面では懐柔をアクティブにさせないために敢えて残すことも考慮しましょう。
3. M∀LICE IN UNDERGROUND 1枚展開から学ぶ②
ニビル以外の誘発についても少しだけ触れます。
・うらら
打ちどころは前から順に、ランサムサーチ、TB-11、ウィキッド効果、バックアップ効果、キャット効果、ミラー効果、バインダー帰還効果です
ランサム:ミラー手に入らないのは痛いですが致命的ではないです。
TB-11:結局ランサムの除外に成功するのでこれもOK
ウィキッド:トリガーを踏む時にヘアでキャットを除外しているので、ウィキッドチェーン1、キャットチェーン2でうららは打てません。
バックアップ : ウィザードが無いとキャットを取り戻せず、2ドローも06も無いのでここはアコードコストウィキッドで無理やり止めます
キャット:2ドローが止まると06サーチ出来ないのが痛いですが、ミラーが手札に残るので妨害として運用可
ミラー:06が手に入らないがこれもどうにかなります
バインダー:一番被害が大きいです。最悪アコードを使います。ただキャットの2ドローで指名者引かれるリスクをスルー出来る人は多くはないと思います。
総じて、なんとかなります。
・イヅナ

正直、ニビルよりこっちの方が遭遇率が高いので意識した方がいいです。
前々回の記事で書きましたが、良くあるマウス1枚展開でヘア除外からスタートするルートは、ヘアでイヅナのトリガーを早期に踏んでしまうため、ランサムへのイヅナ→アサイラムがかなり重くなります。
帰還効果を使っていないランサムをアサイラムの下に幽閉されると、アングラがあっても強い貫通が出来ないことが多いです。
今回載せたアングラ1枚展開は、イヅナのトリガーを踏む前にウィキッドが成立しています。
このためトリガーになるヘア効果ににチェーンイヅナされても、アサイラムの着地より早くバックアップが手札に回収出来ます。
後はアコードの着地までにどのようにアサイラムを使われても、ニビルより被害を受けることは無いです。
ただし、メイジの着地時にGフワロスを打たれ、それをうららで弾いた場合はイヅナのトリガーを踏み、アサイラムでメイジ吸われて負ける場合もあります。
・ホーリースー

地闇、炎闇のどちらでも厳しいです。
ただアングラ初動は召喚権を使っていないので、リンク値集約するまで相手が待ってくる場合があります。
その場合はランサムでサーチしたインザミラーがスーを止めうるカードになるので、いくらか貫通の可能性が生まれます。
以上、アングラ1枚での誘発の受けを考察しました。
他のカードや、複数枚の組み合わせに関しても、上記がよく理解できていれば応用が出来ると思います。
おさらいになりますがポイントは、
・リンク値6を盤面に出力すること
・それが全部流れても動ける手数を常に手札に抱えること
・イヅナのトリガーを早期に踏まないこと
です。
正直、ほとんど発生し得ない1枚初動ばかり考察していても実戦的でないと思うので、初手5枚引いて各カードの組み合わせによりどんな貫通が出来るか、練習を繰り返した方が身になると思います。
ウーサを失い、サイバース以外を出力する機会がほぼ無いため、「繋がり-Ai-」のような強力だが早期にサイバース縛りがつくカードの活躍の場が増えると思います。
4. 終わりに
読んで頂きありがとうございます。
思った以上にウーサ禁止に悩まれている方が多かったので突貫で書きました。誤字脱字があったらすみません。
僕は来期ほぼ遊戯王しないのですが、まだM∀LICEを続けたい方の一助になれば幸いです。
ではまた。